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1:   2017/02/17(金) 20:38:56.014 ID:SiFLHSUa0
感染症マニアの私が危険な45種類の病原体を紹介します。

主に咳やくしゃみからうつる病原体

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インフルエンザウイルス
危険度:★★
毎年のように世間を騒がせている、おなじみのウイルス。通常の風邪とは違って、高熱、頭痛、筋肉痛などの全身症状が急激に現れる。
一般的には1週間程度で回復することが多いが、乳幼児や高齢者は重症化することもある。
また、変異しやすい性質を持ち、ときにワクチンが効かなくなって世界的に大流行することがある。

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RSウイルス
危険度:★★
健康な成人の場合、感染しても単なる風邪症状(微熱、咳、鼻水)で済むことが多いが、乳幼児や高齢者の場合、気管支炎や肺炎などの合併症を起こして死亡することもある。
致死率はインフルエンザの2倍以上とも言われている。ちなみにまだワクチンは開発されていない。

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麻疹ウイルス
危険度:★★★
主に子供に感染するウイルス。感染力が非常に強いウイルスで、インフルエンザウイルスの10倍程度とも言われている。
高熱と発疹が1週間以上持続し、体力を消耗する。重症の場合、肺炎や脳炎など重篤な合併症を起こして死亡することもある。発展途上国では子供の主な死因となっている。
また、大人にも感染することがあり、この場合、特に重症化しやすい(約半数が入院となる)。徳川綱吉の死因でもある。
確実に予防する方法はワクチンしかない。日本では根絶されたが、今後も海外からの輸入麻疹に注意が必要である。

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SARSコロナウイルス
危険度:★★★★
「重症急性呼吸器症候群(SARS)」の病原体。
新型のコロナウイルスで、患者の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込むことで感染する。重い肺炎を起こすのが特徴で、特に高齢者の死亡例が多い。
主な症状は発熱と激しい咳で、重症の場合は呼吸ができなくなる。過去にアジア(特に中国・香港)とカナダで流行していた。

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MERSコロナウイルス
危険度:★★★★
「中東呼吸器症候群(MERS)」の病原体。中東と韓国で流行している新型コロナウイルス。SARSよりも重症化しやすいのが特徴。元々はラクダが保有していたと言われている。

▼ こ の 記 事 の 続 き は こ ち ら か ら